2010年6月26日土曜日

フィジー『パワースポット』



こんにちは!BulaVinaka(ブラヴィナカ)です!

サッカーは日本が勝ちましたね!
いよいよ決勝トーナメント出場、本当にスゴい!強い!
ガンバレ、ニッポン☆
来週も応援に気合いが入ります。

HPのニュースのところでもご紹介している。
フィジーの神様が宿る『パワースポット』マナ島。

そのロケーションは、 みなさんが描く南太平洋のイメージ通り・・。
美しい海が魅力、そしてお客様からも大変人気のあるマナ島です。

今日はマナ島に昔から伝わる「伝説」のことを書きたいと思います。

一度でも、マナ島へ行った事のある方は、
耳にしたことがあるかと思います。

「マナ」とは、フィジー語で「霊的なもの」を表し、
神の住む島だと、人々の間で今も信じられています。

「一度、この島を訪れたものは、必ずまたこの島へ戻ってくる」
・・という、マナ島の伝説。


少し長くなりますが、伝わる伝説の話しです。


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遥か昔、デゲイという海の神がフィジーの海を航海していました。
 荘麗なカヌーの積荷の中には、
大変高価な「幸福の箱」が含まれていました。

ヤサワ諸島付近を航海中に大きな嵐に遭い、
 沈没を避け、カヌーを軽くしようと、
 乗組員たちが積み荷を海へ放り出しました。

しかし、その中に「幸福の箱」までが含まれていたのです。

カヌーは無事、嵐を抜けマナ島近くに錨を下ろしました。
皆で危険を乗り越えたことを祝い、祝杯をあげる中、
海の神ゲテイが「幸福の箱」が無い事に気がついてしまいました。

怒りを恐れて、顔を伏せる乗組員。
そこで二人の勇者に命じられた「幸福の箱」探し。

箱を探しているとマナ島の近くの海で、箱らしき物を見かけますが、
そこに現れたのは、ひし形の頭をした海蛇。

その大きな海蛇はマナ島の護り神でした。

海蛇は二人が何を探しているか、知っているということ、
一度マナ島へ持ち込まれたものを返す事は出来ず、
マナ島で保管することを、二人の勇者に丁寧に伝えます。

そして、この「幸福の箱」を護るために、
島に残るように要請しました。

「幸福の箱」が取り戻せないこと。

このまま手ぶらで戻っても、
海の神、ゲテイの怒りに触れることを恐れ
二人は「幸福の箱」と共にマナ島へ留まり、
箱を護っていくことを決めました。


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これがマナ島に残る「幸福の箱」の伝説です。
 
二人が島に留まる印に、
2つの石塚が積み上げられたそうですが、
この石塚は今でも島の東部にある聖域に、大切に保管されています。

今も島のどこかに「幸福の箱」が眠っているのだろうか・・


「 一度この島を訪れたものは、またこの島を訪れるだろう・・」


自分でも、マナ島の護り神の言葉の通り、
初めて訪れた後、マナ島へ引きつけられるように
2度、3度・・
今では、数えきれない程のマナ島の縁を頂いた気がします。

リピーターのお客様も多いマナ島。

旅はどんどん新たな地へ行くのが好きな友人も、
なぜか・・マナ島だけは、繰り返し行ってしまうと言います。

伝説、ロマン・・と思いつつ、
でも、どこか本当にあった話のような
そんな気がしてしまうところもあります。

 「神の住む島」と云われるマナ島です。

梅雨時期、お天気も不安定かもしれないですが、
皆様、どうぞ良い週末をお過ごし下さい。